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頭皮湿疹で頭が痒くてフケが出るのはどうして?!シャンプーが原因なの?4つの病気の皮膚科や市販薬などの治療法について紹介!

頭皮湿疹というのを聞いたことがありますか?頭が痒かったり、赤くなったり、フケが増えたりすることがある病気です。頭皮湿疹は原因によって対処法も変わってきます。またシャンプーが原因で頭にかゆみが出ている人も多いようです。ここでは頭皮湿疹に関係する4つの病気を紹介していきます。また、自分でケアしたいなら頭皮湿疹専用の市販薬もあるんですよ。頭皮湿疹に悩んでいる方必見です!



頭皮湿疹とは

頭がかゆい!フケが多いなどの症状に悩まされ、気がついたら頭皮が赤くなっているという方は頭皮湿疹かもしれません。頭皮湿疹は名前の通り、頭皮に湿疹ができることを言います。頭皮に湿疹(皮膚炎)ができる原因はいろいろとあげられます。原因を突き止めて、それに合った対処法を行うことが大切です。

頭皮湿疹はストレスや生活習慣の影響を受けて繰り返しやすいと言われています。適切な治療を受けて、セルフケアを行うことが大切です。しかし、頭皮湿疹にはいくつか原因があり、対処法なども異なります。ここでは、頭皮湿疹の種類から、それぞれの対処法をご紹介します。

また、病院に行くまででも無い場合は市販薬でも対処できることがあります。かゆい頭皮湿疹の原因をここでチェックしてみましょう。

頭皮湿疹の種類

頭皮湿疹は主に4つの皮膚炎によって起こる場合があります。あなたの頭皮の状態はどれに近いでしょうか?

脂漏性皮膚炎

頭皮湿疹の中で、一番多いのが「脂漏性皮膚炎」だといわれています。特に、思春期以後、特に30歳、40歳台にさしかかると、頭皮のフケが増えたり、大きめのフケが頭皮にくっついている場合があります。フケが気になるという人は、脂漏性皮膚炎の可能性を疑ってもよいでしょう。

脂漏性皮膚炎が軽症の場合はただの乾燥だと思ったり、フケ症と思って、医療機関を受診しない人も多いようです。しかし、放置していると、頭全体がフケだまりになって硬くなってくる場合もあるそうです。できやすいのは顔や頭ですが、他にも首周り、前胸部、上背部、腋の下、足の付け根などにも出来ることがあります。周囲に油っぽい皮膚のはがれたものがくっついた赤い円形の斑が出来ることがあります。

皮脂欠乏性皮膚炎

皮脂が減ってきて、皮膚の水分量が低下してカサカサするものを皮脂欠乏症と呼びます。皮脂欠乏症が原因で起こる湿疹を皮脂欠乏性湿疹といい、この皮脂欠乏性皮膚炎が頭皮に出ることがあります。カサカサしたり乾燥感が気になる場合は、皮脂欠乏性皮膚炎による頭皮湿疹かもしれません。

症状が出やすいのは、温度が低くなる秋から冬にかけて乾燥する時期です。症状としては、かゆくなり、皮膚が乾燥してカサカサと粉をふいた状態になり掻き壊すことによって湿疹ができる場合もあります。特に冬場などに頭皮が乾燥して痒くなるようであれば、この状態が疑われます。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、痒みのある湿疹が主な症状とし、改善と悪化を繰り返しながら長期に渡って症状が続く病気です。子供の頃にアトピー性皮膚炎だった方もいらっしゃるでしょう。乳幼児期に始まって、その多くはアトピー素因といわれる遺伝的なアレルギー体質を持っているといわれています。中には成人になってから発症する場合もあります。

特に子供では頭部に症状が出ることが多く、顔やしばしば体幹や四肢に湿疹が広がり、顔面皮膚または頭部皮膚を中心とした紅斑または丘疹が見られるのが特徴です。成人になると頭皮の症状は減ってくるようですが、顔、頸、胸や背中などの上半身に皮疹が出やすいようです。また、幼小児期の症状が成長と共に消えても、成人になって再び症状が出る人もいます。アトピー性皮膚炎は再発を繰り返すのが特徴なので、子供の頃に患っていた人は成人してから何かのきっかけで再び症状がでる可能性が考えられます。

接触性皮膚炎

シャンプーが合わなくて頭皮が痒くなった経験はありませんか?これは接触性皮膚炎が原因に考えらえます。接触性皮膚炎とは、原因物質の毒性の強さによって症状の強さが決まるので、アレルギーとは無関係なので誰でも起こりうる反応です。

痒みを伴う発疹が接触した部分にあらわれて、赤くなったり水疱をともなうこともあります。

例えば、原因物質は油・洗剤・石鹸など刺激の強いものがあげられます。刺激の強いシャンプーなどを使った場合には接触性皮膚炎が頭皮に出る可能性もあるのです。

接触性皮膚炎にはアレルギー性の場合もあります。違いは、アレルギー性の場合は原因物質に触れて感作されると再び同じものに触れたときに同じ部位が赤るということです。例えば、頭皮で考えられるのはヘアカラー剤が合わなかった場合などです。

脂漏性皮膚炎について

脂漏性皮膚炎はフケの原因となる代表的な病気の一つです。ここで、原因から対処法までの知識を身につけましょう。

原因

原因の鍵を握っているのは「マラセチア菌」です。皮脂中に含まれる中性脂肪が真菌(主に「マラセチア」というカビ)によって分解されると、その物質が皮膚を刺激して炎症を起こすと言われています。マラセチアは、普段から皮膚の皮脂腺から毛穴にいる真菌です。

脂漏性皮膚炎はマラセチア菌に感染した感染症ということではなく、その菌が分解した脂の成分による刺激が原因となり、マラセチア菌に対する皮膚の反応によって湿疹が生じるのです。

症状が出やすい人の傾向としては、刺激性の食物を好む人に多いといわれています。例えば唐辛子やわさびなどを好む人に多いのだそうです。刺激物がが皮脂の過酸化を促して、皮疹を増悪させると言われています。刺激物がやめられない人は要注意です。またビタミンB2やB6が不足しているひとも皮疹が悪化しやすいといわれています。

症状

顔、頭部、股やワキなどのいわゆる脂が出やすい部位に、脂っぽいフケのようなものを伴う紅斑で、左右対称性はないことが多く、痒みはあっても軽いことが多いようです。しかしフケの症状がひどくなると、美容的にも気になってくるものです。また、眉間や小鼻の横や口のまわりにも赤く皮疹がでることがあります。

さらに、ハゲになる原因とも言われているのです。脂漏性皮膚炎の原因であるマラセチア菌か

ら分泌される酵素リパーゼから作られた脂肪酸は、それが頭皮を刺激して、頭皮全体に炎症が

起こりやすくなることがそのままの状態にしておくと、髪の毛が細くなり、脱毛がだんだん多くなってハゲる原因にもなるのです。頭皮の症状としては、急激にかゆみや痛みを伴うというよりも、なんとなく皮膚の赤みや痒みがなかなか取れないという症状から始まることが多いそうです。ご自分の症状と近いかどうかは、画像などチェックして比べてみても良いですが、自己判断では難しいケースもあると思います。

治療法

まず治療法としては薬物療法が基本です。第一には外用抗真菌薬を使うのが一般的のようです。抗真菌薬には真菌(マラセチア菌)の繁殖を抑制し、痛みやかゆみを抑える効果があります。処方薬ではニゾラールクリーム(ケトコナゾール)がよく使われています。また、炎症がとれにくい場合は、弱いステロイド薬外用を併用したり、フケが多い場合は、尿素ローションを併用するのが効果的だとされています。

また、頭皮の場合は医薬品クリームだけでなく、薬局で市販されている抗真菌薬シャンプー(コラージュフルフルなど)が効くともいわれています。他には塗り薬だけでなく、かゆみを抑える抗ヒスタミン剤の内服や、ビタミンB2(フラビタン)やビタミンB6(ピドキサール)の内服で予防していくこともあります。

対処法

日頃の生活で気をつけるべきこととしては、刺激性食物を避けるということです。唐辛子やわさびなどの使いすぎは気を付けましょう。また、ビタミンB2やB6を十分に摂取することをこころがけましょう。ビタミンB2はレバー、納豆、まいたけ、ヨーグルト、アーモンド、B6はにんにく・レバー・豚肉・まぐろなどに含まれています。レバーは共通に含まれる食材でおすすめです。

また、いま使っているシャンプーがスッキリクール系のタイプの人は、低刺激性のシャンプーやリンス、石鹸などを使うようにすると良いでしょう。そして、真菌の増殖を抑制するために、洗髪後はタオルドライだけではなく、ドライヤーを使ってしっかり乾燥させることも大切です。

脂漏性皮膚炎の場合は、頭皮が痒いからといって乾燥対策に化粧水や保湿ローションなどを使うのは逆効果です。蒸れないように気を付けましょう。日頃から帽子を被っている方は、通気性がよいものに変えてみてください。

皮脂欠乏性皮膚炎について

原因

皮脂欠乏性皮膚炎は名前の通り、皮脂が少なくなって皮膚炎を起こす病気です。原因には、石けんやボディーソープなど洗浄剤を多用したことなど体外からの刺激(外的因子)と、老化に伴って皮脂や角質層の細胞間脂質、保湿因子の分泌が低下する体内の要因(内的因子)の両方が絡んでいます。

頭皮のトラブルを防ぐために、洗浄力の強い市販シャンプーなどで皮膚を清潔に保つことはとても大切なことですが、逆効果となることもあるのです。石けんやシャンプーなどを使いすぎると、汚れだけでなく、皮膚を守る大切な皮脂膜まで洗い落してしまうことがあります。

過剰な皮脂はトラブルを起こす原因となりますが、皮脂は皮膚にとって必要なものです。皮膚は皮脂などの働きで弱酸性に保たれていますが、皮脂が不足して保護膜が壊れると、アルカリ性に傾き、細菌の繁殖しやすい環境となり、細菌感染を起こしやすくなってしまうのです。そして、刺激によって炎症を起こしやすくなります。

症状

症状としては、粉を吹いたカサカサした状態となり、亀裂ができたり、搔き壊した跡が目立つようになります。特に、高齢者の腰からおしり、下腿(ひざから下)にできやすく、冬に悪化するのが特徴の病気です。皮膚は乾燥して、皮膚の表面が細かい糠(ぬか)のようにフケ状の皮膚が剥がれ落ちた状態となります。かゆみで皮膚を強く引っ掻いてしまい、皮膚が赤くなったりブツブツができてしまし、時間が経つと色素が沈着して黒ずんでくる場合もあります。

頭が痒くて乾燥している感じがあれば、皮脂欠乏性皮膚炎である可能性があります。また、日頃から洗いすぎている人や体も乾燥しやすい乾燥肌の人は気をつけなくてはいけません。

治療法

薬物治療では、かゆみには抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬の内服を行うのが一般的です。また、必要に応じて弱めのステロイド外用薬を用います。市販薬でも対処可能な場合もありますが、飲み薬や弱めのステロイドなどは医師から処方してもらった方が安心です。また、皮脂を洗い流しすぎないように心がけて、保湿をすることも大切になります。

対処法

乾燥が一番の原因ですから、お肌がカサカサしていると感じたら、まず保湿することが必要です。冬場はもちろん、エアコンの普及で1年中室内が乾燥している、というケースが増えているので若い人も注意しなければいけません。

シャンプーを低刺激性のものに変えることも検討してみてください。皮脂を洗いながしすぎるタイプは乾燥を招きます。また、熱いお風呂やシャワーは乾燥を起こしやすくします。乾燥がきになる時は、ぬるま湯で短時間の入浴を心がけるなどの生活習慣を改善していくことも大切なケアの一つです。

アトピー性皮膚炎について

アトピー性皮膚炎は子供だけがかかる病気というわけではありません。大人でも再発したりアトピー性皮膚炎の症状が出ることはあります。ここではアトピー性皮膚炎について原因、治療法などを解説したいと思います。

原因

アトピー性皮膚炎は、アレルギー症状の一つです。例えば、家族にアトピー性皮膚炎や喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎、食物アレルギーなどの人がいる場合、その体質を受け継いで、やはりアレルギーを起こしやすくなることがあります。このようにアレルギーを起こしやすい体質であることをアトピー素因と呼びます。

正常な皮膚は、表面の皮脂膜やその下の角質細胞、角質細胞間脂質などがバリアの役割を保っています。外からの物質の侵入や水分の蒸発による皮膚の乾燥を防いでくれています。しかし、アトピー性皮膚炎では、「皮膚のバリア機能」が弱まっているため、外からの刺激を受けやすい状態となっているのです。

バリア機能は、皮膚を引っかいたりこすったりといった物理的な刺激や、汗、シャンプーや石鹸、化粧品、紫外線などによっても低下することがあります。

症状

アトピー性皮膚炎の症状としては、主な症状「湿疹」と「かゆみ」があり、良くなったり悪くなったりを繰り返したり、なかなか治らない慢性化するという特徴があります。

患部には赤みがあり、じゅくじゅくして、ひっかくと液体が出てくる、ささくれて皮がむける、更に長引くとごわごわ硬くなって皮膚が盛り上がってくる場合があります。体の場合は、赤みが左右対称にできることが多いそうです。また、おでこ、目のまわり、口のまわり、耳のまわり、首、わき、手足の関節の内側などに出やすいのが特徴です。

治療法

アトピー性皮膚炎の治療薬には、外用薬(塗り薬)、内服薬(飲み薬)、保湿剤の3種類があり、これらを組み合わせて治療していきます。市販薬ではアトピー性皮膚炎の治療は難しいと思われ、専門医に受診して処方を受けるべきだとされています。

外用薬は、ステロイド外用薬と免疫抑制薬の2種類があります。頭皮はクリームや軟膏では十分に行き渡らないこともあるので、ローション剤(リンデロンVGローションなど)を使うことも多いようです。

また保湿剤(ヒルドイドなど)を合わせて治療すると効果的だといわれています。飲み薬としては、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬をかゆみを抑えるために服用します。皮膚をかくと症状が悪化するため症状を悪化させない予防的な意味からも服用することは有効だといわれています。

ぬり薬で抑えられないほど重症化した場合は、免疫反応を強く抑えるためにステロイドの飲み薬を一定期間服用する場合もあります。さらには、免疫抑制薬を服用することもありますが、この飲み薬を使えるのは、これまでの治療で十分な効果が認められず、強い炎症を伴う湿疹が広範囲に生じている16歳以上の患者さんに限られています。

対処法

頭皮にアトピー性皮膚炎の症状が出ている場合の対処法としては、シャンプーを香料や合成添加物が少ないもの、界面活性剤の含有量の少ないものを選ぶようにすることです。また、泡が残らないように十分すすぐようにしましょう。刺激を感じる時はシャンプーを使わず、お湯で洗い流すだけでもよいと言われています。水で流すだけで大半の汚れは落ちるともいわれています。お湯は熱湯ではなく、ぬるま湯を使うようにしましょう。

室内を清潔にし、適度な温度と湿度を保つことも大切です。乾燥に注意しましょう。アトピー性皮膚炎は頭だけではなく、全身に症状が出る場合が多いと思います。体の皮膚も乾燥や刺激を避けて全身の肌の状態を整えていくことが頭皮の健康にもつながるでしょう。

接触性皮膚炎について

接触性皮膚炎というのは、例えば合わないアクセサリーなどを身につけてかぶれたりする病気です。頭皮でも接触性皮膚炎を起こすことがあります。原因や対処法を確認してみましょう。

原因

接触皮膚炎の中でも、刺激性皮膚炎を引き起こす物質には様々なものがあります。頭皮に関係がありそうな物では、強力なせっけんやシャンプーなどが考えられます。他にも、全身的には台所や浴槽のパイプ洗浄に用いられる酸・アルカリ、強力なせっけんなどの化学物質や食器洗いなどに用いられる台所用洗剤、毒性のある植物・昆虫が原因となることがあります。

また、アレルギー性接触皮膚炎の場合は、身の回りにある様々な原因物質となる場合があります。体質によって何に反応するかは様々です。頭皮については、特定の香料を含むシャンプーや、ヘアカラー剤にかぶれる場合などがあります。他にも、クロム・ニッケル・コバルトなどの金属類、ウルシ・イチョウ・さくら草・ランなどの植物、ゴム製品、防腐剤、香料などがあげられます。例えば、ガーデニングなどで虫や農薬などにさらされた人などは注意が必要といえます。

これらの刺激性の物質に触れることで、かぶれなどの肌トラブルを生じることがあります。アレルギー性殺生性皮膚炎の場合には、同じ物質に再び触れた時に症状がでるのが特徴です。

症状

症状として刺激性接触性皮膚炎の場合には、接触した部位に一致して発赤やヒリヒリした痛み、かゆみがみられます。また、時にはやけどした時のように水ぶくれが出来ることもあります。

アレルギー性接触性皮膚炎の場合は、原因となる物質に触れてから1~2日後に発赤や湿疹、腫れといった症状のピークがみられるのが特徴です。かゆみが強く、接触した部位だけでなく炎症が広がってくるといわれています。

これら接触皮膚炎の症状が軽い場合には、それ以上原因物質と触れないようにすれば、1週間程度で肌の発赤はおさまってくるそうです。しかし、痒い部分を掻くことでより症状が広がって長引いたり、熱が出たり全身がだるくなるなどの症状があらわれることもあるようです。

治療法

治療にはまずは原因物質を取り除くことが第一です。原因となるアレルゲン、接触刺激因子を確定して除去するようにします。頭皮に原因となる物質が触れないようにする工夫が必要となってきます。

また、炎症に対する薬物治療は、全身性と局所性の接触皮膚炎で異なります。もし症状が頭皮だけなど限局性接触皮膚炎ではステロイド外用薬と保湿剤を使っての治療が中心になります。また、頭皮以外にも症状が見られる全身性の場合では、ステロイド外用に加えて抗ヒスタミン薬やステロイド内服薬も使用されることが多いとされています。

原因物質がわからない場合や原因物質が特定できても仕事や生活環境の問題で排除・回避できない場合は、ステロイドを内服したり、免疫抑制剤内服(保険適応外)、紫外線療法(保険適応外)なども行われる場合があるようです。

対処法

かぶれやアレルギー反応を起こしやすい人は、まずは原因となる物質を見つけて予防することが大切です。刺激性接触皮膚炎の場合、原因物質に触れることがあらかじめ分かっている状況では、それらの物質から肌を保護する工夫が必要です。例えば、仕事や作業などで頭部を保護するために帽子やスカーフなどを巻いて防ぐようにすると良いでしょう。

また、刺激性の石鹸やシャンプーの使用を控えることも大切です。低刺激性のものを使うように気を付けましょう。そして、乾燥によってバリア機能が低下すると皮膚炎を起こしやすくなるので、普段から乾燥を防ぐために、シャンプーはお湯を温めにしたり、頭皮をこすりすぎないように気を付けましょう。

頭皮湿疹に効く市販薬

頭皮湿疹について市販薬でも対処できる場合があります。次の3商品を取り上げてみました。病院に行く時間が無いという方や、軽い症状だから自分でケアしたいという人はチェックしてみてください。

メンソレータム メディクイックH(ロート製薬)

メンソレータムメディクイックHは市販薬でも頭皮湿疹に特化して作られた商品です。髪の毛で覆われた頭部、髪の生え際などにみられる頭皮湿疹に着目した医薬品「メンソレータムメディクイックH」は、炎症をしっかり抑え、つらいかゆみを鎮めてくれます。

頭皮に使いやすいリキッドスプレータイプなので手を汚さず、頭皮にダイレクトに塗布できるのでお勧めです。また、スーッとクールな使い心地で気持ちよく使えます。成分はプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(アンテドラッグステロイド)、かゆみ止め成分のクロタミトン、イソプロピルメチルフェノール、l

メントールを含みます。約1,400~1,800円前後で販売されています。

また、メンソレータム メディクイックHゴールドという抗炎症成分を配合したタイプと、シャンプーも販売されているので、合わせて使用することで効果アップも期待できる商品ラインナップです。

原因が脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎などで、さらに専門的な治療が必要な場合もあるので、薬剤師などに相談して購入すると良いでしょう。

ムヒHD

虫さされの痒みでお世話になったことがある人も多いと思いますが、ムヒブランドからも頭皮専門のお薬「ムヒHD」が発売されています。シャンプーだけではかゆみが治まらない時におすすめです。

抗炎症成分(プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル:PVA)配合で、かゆみの元となる炎症をしずめます。また、2つの修復促進成分(アラントイン、パンテノール)によって、乾燥や掻いてしまって荒れた皮ふ組織の修復を助け、かゆくなりにくくしていきます。

またリキッドタイプで頭皮の患部に直接ピンポイントで塗れるので、手や髪の毛を汚さずしっかり塗布することができるのが嬉しいですね。べたつかない透明ローションなので、サラッとしてても、頭皮につけた時に目や耳にたれにくいよう適度な粘度があるので安心です。1本1,296円(本体価格1,200円)です。

頭皮湿疹に関する注意事項

頭皮湿疹については原因が様々に考えられるため、セルフケアでは難しい場合もあります。次の注意をよく理解して、早めに対処するようにしましょう。

どの種類の湿疹かわからない場合は皮膚科へ

頭皮湿疹の原因には上に挙げたように様々な湿疹のタイプが考えられます。湿疹やかゆみの症状はアレルギー症状の結果として現れてくると、自覚症状や見た目だけでは判断が難しい場合もあります。かゆみの症状はどれが原因であっても見られるので区別が難しいですよね。

市販薬でも対処できる場合もありますが、できれば原因を突き止めるためにも皮膚科を受診することをお勧めします。専門医によって検査などを受けて、原因を見つけることで今後も再発しないように対処することが可能になります。

また、処方薬は市販薬よりも効果が高く、治りも早くなると期待できます。かゆみの症状は長引くと掻いてしまって悪化させてしまうことがあります。早めに皮膚科を受診して、適切な治療を受けるようにしましょう。

多くの人は再発する

頭皮湿疹は原因が分かっても、突き止められたとしても多くの場合で再発することが多いそうです。体質による場合は、体質を改善するのはなかなか難しいことです。また、環境などが原因になっている場合にはどうしても原因を完全に回避できない場合もあるからです。仕事上、どうしても避けられないということもあるでしょう。

多くの場合で再発する可能性はありますが、予防をして症状が出るのを遅らせたり、症状を軽く抑えることは可能です。適切なケアを行って、症状を繰り返す悪循環から少しでも抜け出せるように工夫していきましょう。

まとめ

かゆくて辛い頭皮湿疹は原因が様々に考えられます。それぞれの原因を特定して、見合った治療を行うことが大切です。かゆみ止めだけを塗っても十分に改善しないこともあります。治療は専門の薬を使ったほうが効果的な場合もありますから、改善しない場合には専門医に相談してみましょう。

また、食べ物や生活習慣を整えることで改善する場合もあります。枕などの寝具は常に清潔にするように心かげて、頭皮のケアを常に心がけていきましょう。頭皮の健康は全身の健康とも繋がっています。バランス良い食事を心がけていくことは、頭皮も健康にしてくれます。ご自分の頭皮の状態を常にチェックして、頭皮湿疹を予防し適切にケアを行いましょう。そして、いつまでも健康な頭皮を保てるようにしたいですね。